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老後の生活費

「老後にいくらお金が必要なのか…」そんな不安を感じていませんか?
毎月の生活費がどれくらいかかるのか、年金だけで本当に足りるのか
——先のことだからこそ、見えづらくて心配になりますよね。
この記事では、最新データをもとに年金でまかなえる金額と、実際の生活費とのギャップをわかりやすく解説します。
まずは「知ること」から、一緒に始めてみませんか?

【目次】
1.老後に必要な月あたりの金額はいくら?
1-1. 総務省のデータから見る「平均的な老後の生活費」
1-2. 生活スタイル別(ゆとり・ふつう・節約)に見る月額の目安
1-3. 年金だけで足りる?足りない?実際の収支バランス

2. まとめ
老後に必要な月あたりの生活費は平均22〜28万円前後
生活スタイルによって必要額は大きく変わる
年金だけに頼らず、早めの準備・見直しが安心につながる

1.老後に必要な月あたりの金額はいくら?


1-1. 総務省のデータから見る「平均的な老後の生活費」

この金額は、65歳以上の食費・光熱費・医療費・交際費など、実際に退職後の家庭が使っている支出を基にした全国平均値です。
現役時代よりも生活費は抑えられているものの、家で過ごす時間が増えるので、「思ったよりかかる」と感じる方が多いのではないでしょうか。

1-2. 生活スタイル別(ゆとり・ふつう・節約)に見る月額の目安

上記の月あたり支出は、住居費を含んでいません。
総務省の家計調査報告では、高齢者の持ち家(ローン返済済み)比率が高いためです。
つまり、老後 賃貸をお考えの方は、5万円ほどプラスしてください。

どちらが良い・悪いではなく、自分が何を大切にしたいかを基準に老後の支出を設計しましょう。

1-3. 年金だけで足りる?足りない?実際の収支バランス

※1:年金だけで生活できる人の条件(具体例)
・持ち家で住宅ローンを完済している
 固定資産税や修繕費を含めても、賃貸より月5万円以上節約できる
・医療/介護の自己負担が少ない
 健康状態が安定しており、医療費が月5,000円以内で収まる
 高齢者医療制度や高額医療費精度を上手に活用している
・無駄な出費を抑える生活スタイル
 外食や旅行を控え、自炊・節約志向の人
・厚生年金を満額近く受け取っている
・地方/郊外で暮らしている
 生活費が都市部より安い地域に住んでいる
 食費・光熱費・交通費が抑えられる

厚生労働省 国民生活基礎調査(2024年)によると、実際の生活意識は以下の通りです。
 生活意識調査結果 苦しい 55.8%、普通 40.1%、ゆとりがある 4.2%
 ➡ 55.8%の世帯で、生活費が足りないと感じています
  年金だけでは生活費が不足することが多いため、今のうちから備えることが大事です。

2. まとめ
夫婦二人暮らしの老後に必要な月あたりの生活費は平均26万円
一人暮らしの老後に必要な月あたりの生活費は平均15万円
生活スタイルによって必要額は大きく変わります
年金だけに頼らず、早めの準備・見直しが安心につながります

次の記事 「年金のすべてがわかる完全ガイド 2025年最新版 (基礎編)」

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