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第1号被保険者

「自営業だけど、将来の年金はいくらもらえるんだろう…」「会社員みたいに厚生年金がないから不安」
そんな気持ちを抱えていませんか?
第1号被保険者は、自分で老後の土台を築く立場。
でも、何をどうすればいいのか分からないと不安になりますよね。
この記事では、国民年金を中心に、利用できる制度や年金を増やすための工夫をわかりやすく解説します。
読めば、あなたの年金を正しく理解し、安心して未来に備える第一歩が見えてきます。

目次
1.第1号被保険者とは? 基本をわかりやすく解説
 1-1 第1号被保険者に該当する人
 1-2 加入・保険料納付の基本ルール

2.国民年金

3.第1号被保険者が老後の年金を増やす3つの方法
 3-1 付加年金|月400円で将来の受給額をアップ
 3-2 国民年金基金|自分でつくる“もう一つの年金”
 3-3 iDeCo(個人型確定拠出年金)で老後資金を育てる

1.第1号被保険者とは? 基本をわかりやすく解説

 1-1 第1号被保険者に該当する人

【第1号被保険者に該当する人】
 日本国内に住所がある20歳以上60歳未満の人で、
 第2号(会社員・公務員)や第3号(扶養配偶者)に当てはまらない人

※第1号被保険者の配偶者は、年収が少なくても第1号被保険者です。
 第3号被保険者には該当しないので、注意しましょう。

 1-2 加入・保険料納付の基本ルール

2.国民年金(老齢基礎年金)

国民年金(老齢基礎年金)は、未納・免除期間があると、減額されます。

(例) 未納・免除期間が10年分(120か月分)ある場合
   老齢基礎年金の年額 = 満額 831,700円 ÷ 480ケ月 × 360ケ月 = 約 62万円

免除期間がある方は、余裕があるときに追納しましょう。
追納することで、国民年金を満額に近づけることができます。
※追納できるのは、10年前の免除までとなります。

3.第1号被保険者が老後の年金を増やす4つの方法

 3-1 付加年金|月400円で将来の受給額をアップ

付加年金に加入できるのは、「第1号被保険者」「65歳未満の任意加入被保険者」だけ。

ただし、国民年金保険料の納付を免除されている方は加入できません。
(法定免除、全額免除、一部免除、納付猶予、または学生納付特例)
国民年金を満額納付している人だけが加入できる制度です。

付加年金は、国民年金基金との併用はできません。
付加年金とiDeCo(個人型確定拠出年金)は併用できます。

3-2 国民年金基金|自分でつくる“もう一つの年金”

掛け金は自由に設定できます。
加入期間と掛け金により、将来の年金額を自分で設計できます。

国民年金基金は、付加年金との併用できません。
国民年金基金とiDeCo(個人型確定拠出年金)は併用でき
ます。

付加年金では、将来の年金が不足する方は、国民年金基金をご検討ください

3-3 iDeCo(個人型確定拠出年金)で老後資金を育てる

iDeCoのメリット
①iDeCoの掛金は全額が所得控除の対象
 (所得税・住民税を軽減)
②運用益に税金がかからない
③退職金・年金として受け取るときも、控除の対象になる
 (退職所得控除・公的年金控除)

iDeCoのデメリット
①原則 60歳まで引き出せない
(退職金・年金としての制度なので)
②手数料がかかる(加入時・毎月の管理手数料)
 ➡ 節税効果に比べれば、わずかな費用ですが、なるべく管理手数料が安い金融機関を選びましょう
③積立額には上限がある
 第1号被保険者の場合は、月額68,000円が上限
④元本割れのリスク
 運用期間が短い場合は、元本割れリスクの少ない商品を選ぶこともできます

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